「淡路夢舞台」100個の花壇は必見!世界的な建築家による複合文化施設【淡路島】
今回やって来たのは淡路島にある淡路夢舞台(あわじゆめぶたい)です。
兵庫県淡路島市にあり、隣には淡路島国営明石海峡公園と並び、ともに2000年にオープンとしました。
もくじ
淡路夢舞台とは?
淡路夢舞台は自然を本来の姿に戻し、自然と人が「共生」できる場所にと立ち上げたプロジェクト。
123ha(ヘクタール)におよぶ敷地に花壇や貝殻をリサイクルして作られた浜、おしゃれな空間の屋上庭園、明るく開放的な空間など、ダイナミックな眺望と建築の魅力を五感で感じることができる複合施設です。
安藤忠雄氏による設計の建築物
コンクリートの打ちっぱなし建築でも有名な建築家安藤忠雄氏の設計により、2000年にオープンした複合文化施設です。
元の敷地は関西空港の埋め立て用に採取していた広大な土地で、一度は壊された自然を本来の姿に戻す計画で進められました。
淡路夢舞台は島の北部に作られたリゾート施設で、国際会議場やホテル、野外劇場のはか、公園や温室植物園などみどころがいっぱいです。
自然の良さを活かしたアートな空間として、今までの淡路島のイメージを一新するスポットとなっています。
段々畑の花壇がひろがる圧巻の光景
山の斜面には100個の区画に分かれた花壇が段々畑のように並んでいます。
階段を流れ落ちる人工の川や、お花畑を見ながら立体迷路状の階段を登っていくと、展望台からは夢舞台の個性的な建物と、斜面に広がる花壇の先にひろがる海を一望できます。
絶景が、訪れる全ての人々を包み込んでくれるかのようです。
春から秋にかけては色々な花が咲くため、季節毎にお花見に出かけてみるのもいいですね。
一枚一枚、敷き詰められた貝の浜
海側の1万平方メートルの敷地には、北海道の水産加工場から出たホタテの貝殻を使った貝の浜があります。
1枚ずつ職人が手で敷き詰めたとされる芸術的な作品で、貝の上には水が流れていて、太陽の光に反射してキラキラする水の演出に心奪われます。
影をテーマにした「山回廊」
安藤氏による「光と影」の建築モチーフのうち、影の回廊と言われているのが「山回廊」です。
施設の中は近代的かつ個性的なデザインで、屋上の庭園全体がコンクリートの壁とすりガラスで囲まれており、周囲の景観から遮断された空間となっています。
壁の向こうには予想外の光景が広がっていたり、思いがけない場所に出たりする迷路のような構造で、一緒にきた人と離ればなれになったり、子どもの姿を見失ったりしないように注意しましょう。
すべてを見学するには半日かかりそうなほど広い施設です。
噴水池を取り囲むようにもできていて、水の音に耳を傾け風や光を感じながらゆっくりできますよ。
光をテーマにした「海回廊」
安藤氏による「光と影」の建築モチーフのうち、光の回廊と言われているのが「海回廊」です。
海回廊は明るく開放的な空間で、周囲の景色や噴水が海に向けて開かれ、水や光、自然、風を感じることができる場所になっています。
山回廊とは対照的な空間だからこそ、それぞれが引き立てられているのです。
近くの見どころと注意点
とっても広い敷地内には大型複合遊具など、小さな子供が一日遊べる遊具がいっぱいの広場があります。
また、淡路夢舞台には日本第2の規模という植物園もあります。
温室の中には色とりどりの花が咲き、花と緑がいっぱいのスケールの大きな植物園となっています。
なお、淡路夢舞台は建物自体は無料で見学できますが、駐車場は1回500円の有料となります。
ちなみに、施設内にあるレストランや植物館を利用すると無料となるため、お支払いのとき駐車券も出しましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は兵庫県の淡路島にある淡路夢舞台についてご紹介しました。
有名な建築家、安藤氏によってつくられた光や影、風や水、海や山など自然を感じることができる壮大な空間となっています。
淡路島に来られた際はぜひどうぞ。
名称: 淡路夢舞台 あわじゆめぶたい
住所: 兵庫県淡路市夢舞台2
電話: 0799-74-1000
駐車場: 有料駐車場あり
淡路夢舞台のページ
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