境内には美容の神様も!京都・八坂神社はみどころがいっぱい【京都】
こちらは656年に高麗の使節・伊利之(いりし)が素戔嗚尊(すさのおのみこと)を山城国の八坂郷へ奉斎したのがはじまりとされています。
歴史的な神社で、商売繁盛や厄除け、縁結びの神様として「祇園さん」の愛称で知られています。
そんな八坂神社の魅力をご紹介します。
八坂神社の歴史
全国に約2,300あるという八坂神社の総本社として知られる八坂神社。
かつては祇園感神院(ぎおんかんしんいん)、祇園社と呼ばれていたこともあり、花街として知られる祇園の名も、その門前町として栄えたからです。
全国にとどまらず、世界各国から観光に訪れる人気のスポットとして、神社の初詣における参拝客ランキングでは京都で一番を誇る人気スポットです。
本殿は、国の重要文化財にも指定され、祀られているのは素戔嗚尊(すさのおのみこと)、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、八柱御子神(やはしらのみこがみ)の三柱の御祭神。
現在の建物は徳川四代将軍の家綱によって、1654(承応3)年に再建されたものです。
そんな昔に建てられたものが今も、このように立派な姿を残しているというのにも驚きです。
2月の節分祭では舞妓さんによる舞踊奉納も行われ、八坂神社の境内(舞殿)で豆撒きを行います。
美貌の女神!!美御前社の美容水
八坂神社の地下には井戸があり、竜宮につながっているとも伝えられ、境内には霊水が湧いています。
その霊水こそが、八幡神社の境内にある美御前社(うつくしごぜんしゃ)にある美容水です。
素戔嗚尊(すさのをのみこと)の剣より生まれた「宗像三女神(むなかたさんじょじん)」と呼ばれる3人の女神がまつられています。
その中でも特に美人と評される市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)は、美貌、芸能、財福の神としての信仰があります。
そのため美御前社には「美のパワースポット」として、京都の舞妓さんをはじめ、美容に関心のある多くの女性が参拝に訪れています。
参拝される際にこの美容水を肌に2.3滴つけるとお肌がつるつるになるとされる、まさに美のパワースポットです。
舞妓さんのように綺麗で美しくなりたい方が多く足を運ぶというのも頷けますね。
他にも縁結びの神様とされる「大国主神社」もぜひ参拝しましょう。
まとめ
2012年に美御前社は修復されて、ますます綺麗な姿になりました。
パワーが高まっているなどとして更に参拝客が訪れています。
美容水は舞妓さんや芸妓さんのみならず、ペットボトルに入れて持ち帰る方もいらっしゃるそうです。
世界的にも注目度の高い八坂神社にパワーをもらいに行ってはいかがでしょうか。
名称: 八坂神社 やさかじんじゃ
住所: 京都府京都市東山区祇園町北側625
電話: 075-561-6155
駐車場: 無料駐車場あり
八坂神社のページ
※当サイト内に掲載している情報は取材当時のものです。時間の経過により内容が変化して、実際と異なる場合がございますので予めご了承ください。
また、お気付きな点はプロフィールのアドレスまでどうぞ。誤記など指摘していただけると助かります。