比叡山延暦寺-ケーブルカーからの絶景と山頂に広がる仏教ワールド【滋賀】
今回ご紹介するのは比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)です。
1200年の歴史がある天台宗の総本山
最澄がひらいた天台宗は空海の真言宗と並んで、教科書でもおなじみの日本を代表する仏教。
こちらの比叡山は天台宗の総本山として古事記にも記されているほど古く、山岳信仰の山として今では海外からも多くの観光客も訪れる人気スポットです。
場所は滋賀県大津市、標高848メートルの比叡山という山の上一帯にある寺院で、平成6年にユネスコ世界文化遺産にも登録されました。
さいちょうつながり!?日本最長のケーブルカー
比叡山の延暦寺に行くには、坂本ケーブルを使うとすごく便利です。
ふもとの坂本駅で無料駐車場に車をとめてケーブルカーに乗るだけで、ラクラク山頂の延暦寺駅に到着!
こちらは最澄さんのさいちょうつながり!?日本最長(さいちょう)のケーブルカーで全長2025メートル、高低差も484メートルもあり、実際に乗ってみるとすごい迫力があります。
なお、到着した延暦寺駅は1925年に作られた大正ロマンあふれる駅舎で、展望台からは滋賀の代名詞ともいえる琵琶湖が広がる絶景スポットになっています。
大黒天様の発祥地!大黒堂
山頂には大黒様をまつっている大黒堂があります。
こちらは最澄が比叡山に登った際、日本で初めて大黒様をおまつりした「大黒天信仰の発祥の地」
今では商売繁盛の神様としてとってもポピュラーな大黒様の聖地です。
あの豊臣秀吉も開運と福徳を祈願した場所とされ、一名出世大黒天として深く信仰されている比叡山でも人気のスポットです。
願いが叶う摩尼車
大黒堂の手前や境内の数か所には摩尼車(まにぐるま)が設置されています。
この摩尼車は一回まわすと一度お経を読んだのと同じ功徳が得られ、願い事が成就されるとされています。
*摩尼車は比較的小さくて見落としやすいので、ぜひ注意して探してみて下さい。
東棟にある開運の鐘
延暦寺発祥の地とされる東棟の大講堂近くには「開運の鐘」とも呼ばれる鐘があります。
こちらでは多くの参拝者が比叡山を訪れた記念に願いを込めて打たれています。
おごそかな鐘の音が山の上に鳴り響く延暦寺ならではの風景が広がります。
注意点
(1)比叡山延暦寺は山頂付近の一帯が全てお寺の敷地です。
境内には東塔・西塔・横川と呼ばれる3つの区域があり、移動はバスや自動車が便利です。
(2)比叡山に車で行く場合は、合計6ヶ所の無料駐車場があります。
なお、東棟・西棟・横川の3ヶ所すべてを利用する場合には別途通行料がかかります。
(3)延暦寺の敷地内を参拝するためには別途、入場料が必要です。
まとめ
日本天台宗の総本山として有名な延暦寺。
ケーブルカーから広がる四季折々の雄大な風景や、歴史と情緒あふれるお寺の雰囲気が楽しめる!
滋賀でとっても有名な観光スポット「比叡山 延暦寺」です。
名称: 比叡山 延暦寺 ひえいざんえんりゃくじ
住所: 滋賀県大津市坂本本町4220
電話: 077-578-0001
駐車場: 無料駐車場あり
比叡山 延暦寺のページ
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